大阪骨粗鬆症・フレイル
専門クリニック

医療法人実來会 原田整形外科クリニック附属
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- 令和7年度 お盆休み期間中の休診のお知らせ
以下の通り、令和7年度のお盆休み期間中の休診をお知らせいたします。 令和7年8月7日(木)〜令和7年8月12日(火)まで休診、 令和7年8月13日(水)より通常の診療を再開いたします。 ご不便おかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
- 男性骨粗鬆症について
骨粗鬆症は、女性に多いのは確かですが、男性もかかります。統計では、骨粗鬆症患者の約1/4が男性といわれます。骨粗鬆症によって骨折、特に、大腿骨近位部骨折を受傷すると、ある研究結果では、骨折1年後の死亡リスクは非骨折者に比べて男性で3.7倍、女性で2.9倍に高まることが示されています。つまり、骨折後の生活レベルは、女性より男性のほうがより低下しやすいのです。男性の平均寿命も80歳超える中、健康的な生活を続けるために、男性も骨粗鬆症のチェックや治療は重要です。 男性の骨粗鬆症の原因としては、加齢による骨を作る力の低下もあります。また、閉経後女性の骨粗鬆症の原因として女性ホルモンであるエストロゲンの低下が指摘されていますが、それと同様に男性では、加齢により男性ホルモンであるテストステロンの低下も影響しているといわれています。その他、喫煙やアルコール、両親の大腿骨近位部骨折歴などが危険因子です。いわゆる、生活習慣病の、糖尿病、慢性腎不全、慢性閉塞性肺疾患(COPD、肺気腫や慢性気管支炎)などは、骨を劣化させます。このような生活習慣病などが原因の骨粗鬆症は、女性より男性に多いと指摘されています。 診断は、「骨粗鬆症治療ガイドライン」では二重エネルギーX線吸収法(DXA検査)による腰椎と大腿骨の骨密度計測が推奨されています。男性の方にも当院のDXA検査による定期的な骨密度検査をお勧めします。
- みかんと骨粗鬆症
みかんと骨粗鬆症 みかんを食べることで骨粗鬆症を予防できるかもしれないというお話です。 静岡県の三カ日町の住民アンケートで、みかんをほとんど食べない人達に比べ、1日にみかんを3-4個食べる人達の骨粗鬆症発症率が92%も低かったのです。ただこれには、もしかしたら、みかんをよく食べる人は良く運動をするとか、他の要因が影響している可能性もあるかと思われます。しかし、その後の追加の詳しい研究でも、みかんに多く含まれるβ-クリプトキサンチンとビタミンCの摂取量が多い人達は少ない人達に比較して骨粗鬆症の発症率が58%低下していました。 β-クリプトキサンチンは、カロテノイドという色素の一種で、ビタミンAに変換されます。β-クリプトキサンチンは、みかんに豊富に含まれていて、同じ柑橘類のオレンジでの含有量はみかんの1/10で、グレープフルーツにはほとんど含まれていません。ラット(ねずみの一種)の実験では、このβ-クリプトキサンチンが骨吸収(骨を壊す作用))を抑制する効果が認められています。また、ビタミンCは、骨の土台であるコラーゲン合成を高めます。 β-クリプトキサンチンには、変形性関節症の発症・進展の抑制効果、糖尿病の発症抑制効果、肝機能異常症発症抑制効果、動脈硬化発症抑制効果なども認められています。みかんの果糖で肥満になることを気にされる方もいるかもしれません。しかし、上記の研究でも、みかんをよく食べる人の肥満発症率が増加することもなく、逆に糖尿病のリスクを下げるのです。だが、ジュースの飲みすぎでは糖尿病のリスクを上げます。これは、ジュースを作る際にフィルターで食物繊維を除去してしまうからです。その食物繊維にβ-クリプトキサンチンも多く含まれます。できたら、生のみかんを1日に3から4個食べることをお勧めします。さらに、β-クリプトキサンチンは体に貯金することができます。冬にみかんで体に蓄えられたβ-クリプトキサンチンの血中濃度は、夏でもあまり低下しないそうです。 尚、みかんで骨粗鬆症を治療できるかは、これからの研究が必要です。
- 年末年始の休診のお知らせ
令和6年12月28日(土)より令和7年1月6日(日)まで休診 とさせていただきます。 令和7年1月6日(月)より通常通り診療を行います。 何卒よろしくお願い申し上げます。
- 土曜日休診のお知らせ
都合により令和6年11月30日(土)から当面の間土曜日の診療を休診とさせていただきます。 ご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願い申し上げます。 なお、再開の際はホームページにてお知らせいたします。